テイルズオブアライズのレビュー

公式サイト:https://toarise.tales-ch.jp

序盤〜中盤辺りまでの難易度-5点
DLC-1点
ジルファ関連±0
アニメーション+30000点
絢香+100000点
ストーリー+200000点
グラフィック+500000点
キャラ+100000000点×6点
秘奥義+100000000点
ブーストストライク+10000000000点
ギスギス×3点

合計32102489982点

スカーレットネクサスをプレイして、バンナムの新作に興味が出たため購入。

難易度は"ストーリー"という、物語も楽しみつつ歯ごたえのある戦闘も楽しみたいという人向けらしいものを選択。てっきり"ノーマル"だと思っていたらとんでもない目にあった。開発陣は顎の力が強すぎる。あの突進は許さん。途中で節目的な出来事が起きるのだが、そこから先は金策も見つかりアイテムを大量に購入できたのでそこまで困ることはなくなった。

このゲームはストーリー中のレベリングや金策(こっちは慣れれば楽)に結構な労力が必要なのだが、これが想定済みかのように存在している時短パックや、購入すれば即反映のレベルアップとガルドそのもの。DLCは確認しない限り常に!マークが表示されており、メニュー画面やキャンプでの休憩画面で嫌でも視界に入ってしまう。こんなことをするぐらいなら本体価格を+1500円ぐらい上乗せして欲しかった。余談だが、主人公の顔は最初はマスクで隠れているのにDLC画面で普通に晒しているのは本当どうかと思う。

ジルファという重要な人物がおり、ゲーム内の多くのセリフなどから主人公たちに多大な影響を与えたと分かる表現をしているのだが、それならもう少し深くしっかりと動かしてほしかった。

OPや本編の途中に挿入されており、アニメーションならではの感情表現やアクションの演出が素晴らしい。

主題歌を歌っている絢香さん、本当に最高。スーパー鳥肌。涙が爆発。マジで最高。

想定の先の先のもうちょい先まで行くストーリー。かなり重く暗いスタートが懐かしく感じられるぐらい激アツで叫びたくなるような内容だった。スキットと言われるちょっとした会話もクスッと笑えるような内容が多くとても楽しめた。

PVを見てもらえればわかると思うがとにかく綺麗。細かな街並みや圧倒される自然、特にどこまでも続いているのではないかと感じさせる背景が素晴らしいかった。

パーティメンバーみーーんな大好き。お気に入りはロウ。詳しくは後述するが、ギスギスに降り立った一筋の灯火だった。

秘奥義は必見。とにかくかっこいい。キャラクターの顔のアップや動きが素晴らしい。まさに秘奥義!という演出をしておりテンションが上がる。

まず初めにブーストストライクというのは、敵に対して一定数の連続攻撃を行うと溜まっていくゲージが満タンになった際発動できる、敵を一撃で倒すことのできる技。これが本当にかっこいい。テンポもいい。仲間と協力して戦っている感が増して素晴らしい。これのおかげで戦闘が苦にならないぐらいかっこいい。これを発動したいがために戦闘をするまであるレベルでかっこいい。仲間との組み合わせの数だけブーストストライクが用意されているので、仲間が加入するのがとにかく楽しみだった。お気に入りは、灼熱のバーンストライク。

序盤は普段の会話からとにかくギスギスしており、テイルズシリーズがアビス以来の2作目だった自分としては、テイルズシリーズ=ギスギスなのか?と思ってしまうほどギスギスしていた。それこそ冗談を言ったりするのがロウぐらいだったのでその点はとても救われた。しかし、このギスギスがあったからこそ、中盤移行の更なる盛り上がりやクリア後の余韻や多幸感が存在するので、絶対になくてはならないものだと思う。

アビス以来の久々のテイルズシリーズで、序盤の理不尽な難易度やギスギスにより不安ながらもプレイしていたつもりが、いつの間にか手に汗握ったり目に涙を浮かべたりと、加速度的に面白さが増していって最後に大爆発を起こした素晴らしいゲームだった。個人的に、これがバンナムの現時点の全てではなく、これからはこのレベルのゲームをどんどん世に送り込むぞ!という、意気込みとこれからを感じた。今回は、クリアできる範囲のサブクエを消化しつつストーリークリアまでプレイして60時間ほど楽しむことができ、想像以上のボリュームだったので大満足。反省点としては、プレイに日が空いてしまったのでレビューが曖昧になってしまった。クリア後要素もかなり残っているっぽいのでそれはまた後々やる予定。